日常が戻りつつあります。

久々の更新が自分の無事を知らせるものになるとは。

9月6日未明の地震、我が家は震源地から近かったので、かなりの揺れを感じました。

飛び起きて、ムスメを抱きしめ、別の部屋で寝てる息子に声をかけるので精一杯。棚からおもちゃは落ちるし、隣の台所では物が割れる音がする。地鳴りと家がきしむ音、物がぶつかり合う音。。。
外ではけたたましく鳴り響く町内の防災放送。

揺れが収まり、とりあえずテレビをつけて状況を把握しなきゃ、割れた食器を片付けなくてはとゴソゴソ動き出してしばらくしたら突然真っ暗に。キャンプ道具から懐中電灯と手回しラジオを出して、とりあえず明るくなるまで寝ようと、家族4人、2枚の布団に身を寄せ合って眠りました。私はほとんど眠れませんでしたが。。。

日の出とともに起きだし、手回しラジオで状況を把握。
とんでもない規模の地震が起きたことを知りました。また、北海道全域が停電になったことも。

その後、40時間余りに渡り停電は続きましたが、幸い水とガスが使えたことで、避難所には行かずに済みました。
台風が来るからと、月曜日に車のガソリンを満タンにしてあり、携帯やモバイルルーターの充電が切れそうになったら車に行き、車内のテレビを見ながら過ごしたりもしました。

子供たちはキャンプ慣れしていることもあり、懐中電灯のみの生活でもさほど不便はなかったよう。庭でシャンプーしたり、暗くなったら寝ようと早寝したり。余震の恐怖はあるものの、電気のない生活に不満は言いませんでした。

停電が解消して、久しぶりにオーブンでパンを焼いた。

食料については、翌日に買い物に行こうと思っていたこともあり、あまり余裕がありませんでした。
鍋でご飯を炊き、フライパンでパンを焼き、手打ちうどんを作ったり。冷蔵庫にあったわずかな食材でなんとかしのぎました。
今は、スーパーに行ってその時にあるものを買って食べる、という感じ。何も置いていないコーナーがたくさんあったりして、まだまだ商品棚は寂しい。
野菜は直売所に行けばふんだんにありますから、野菜中心の食生活です。

ガソリンスタンドの行列、給油制限もなくなりました。
小学校幼稚園、町が動き始めて、今まで通りの生活に戻りつつあります。

厚真や安平はまだまだ不自由な暮らしをされている方がたくさんいます。
週末キャンプで何度となく訪れた安平町。安平町の自然に癒してもらいました。
私にできることは何だろう。考えながら過ごしています。

連絡をくださった皆さん。ありがとうございます。
我が家は大きな被害なく、皆元気に過ごしています。

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